多くの企業が注目するIP電話サービス

近年、企業などの公式ウェブサイトを見ていると、代表電話の欄に050という市外局番で始まる電話番号が記載されているのを目にする機会が増えてきました。しかもそれぞれの企業はまったく異なる地域に事業拠点を構えているのに、同じ市外局番が使われています。実はこの番号は、IP電話と呼ばれる新しいタイプの電話サービスに固有の電話番号です。従来の固定電話とは異なる方式で音声通信を行っているため、地域ごとの局番とは異なる番号が使われています。

経済的なメリットが大きいため、最近では多くの企業等の間で導入の動きが見られます。IP電話は、インターネットの仕組みを利用して音声通話ができる電話サービスです。いわゆるパケット通信方式を用い、音声データを効率的に送信するため、アナログの音声を中継局によるリレー方式で送る従来の固定電話より低コストで通信ができます。そのため、通話料金が固定電話・携帯電話のどちらよりも安く済みます。

さらに、通話距離が伸びても固定電話のように中継局の数が増えるわけではないので、市外通話も原則として市内通話と同じ料金水準で利用できます。このIP電話は、従来の電話会社ではなくインターネット・プロバイダが提供しています。導入に際してはモデムを通常の電話機につなぐだけ、ととても簡単です。インターネット回線がすでに開通していれば、別に回線工事を行う必要はありません。

導入時の費用も数百円から数千円程度と、こちらも固定電話に比べて割安です。

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