近年待機児童等の問題や共働き家庭の増加によってニーズが高まっている保育士の仕事に就くための保育士資格はどのようにして取得出来るのか、ご存知でしょうか?代表的な教養機関は大学・短期大学ですが、実は専門学校でも資格を取得することが出来ます。今回は専門学校でどのようなカリキュラムを経て取得出来るのかご紹介します。保育士の資格は主に保育過程や保護者支援等の基礎を学ぶ机上での学習と、実際の保育園や施設等で実習を行って実務を経験する体験実習を経ることによって得るものです。専門学校ではその教養機関は様々で、2年から4年間学ぶことで卒業時に保育士資格が与えられます。
では、専門学校で保育を学ぶ利点とはどのようなものがあるのでしょうか。まず、保育の専門学校と言う事で通常の大学や短期大学よりも施設の設備が充実しています。通常の講義室はもちろん、幼児の体の動きを学ぶスタジオや音楽面での経験を養うピアノ室、さらに幼児の食を学ぶための調理室等、現場での保育を想定した学習を行うことが出来ます。在学中から本格的な設備を使用できるのはとてもいい勉強になると思います。
そして、地域にもよりますが専門施設ということもあり教員も現役もしくは元々保育士であった人が多いです。そのため実際の保育所と提携している学校も多く、実習場面以外でも子供と関わる体験を作っています。実際の現場に出る前から子供と触れ合い自身の経験を増やせるのはとても評価の高いポイントとなります。